スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  

Posted by だてBLOG運営事務局 at

2008年12月18日

たらいまわし・・・

福島県で軽自動車にはねられた女性が、
いくつもの病院に受け入れを拒否され、遂には亡くなってしまいました。

女性は二次救急医療機関を含む周辺の病院に7回も受け入れを拒否され、
事故発生から約1時間20分後、ようやく58キロ離れた救急病院に収容されましたが、
残念ながら、その1時間半後に全身打撲などで死亡してしまったそうです。

話によると、救急車は119番通報から約4分後に現場に到着したそうで、
その時点で女性は全身を強く打っており、心肺停止状態だったそうです。


・・・これだけを聞くと、受け入れ拒否をした病院が悪いようにも感じますが、
日本の医療はそんなに単純な構図ではないようです。


受け入れ要請を断った病院は、「地方では医師確保が難しい」ことを含め、
「受け入れられるなら、受け入れたかった」と語っています。

そうです。
受け入れ拒否の根幹は、医師不足です。

決して、患者を死なせた責任を逃れたいわけじゃないんです。

でも、だからと言って、医師を増やせばいいってものでもないのが、
「地方の医師不足」の厄介なところだと思います。

日本全体の医師が増えたところで、医師は人口の集まる場所に集まります。
すると、人口が少ないところの医師不足はそこまで回復しません。

地方よりも都心の方が医療設備も整っているし、
学会などで勉強をしやすく、医療技術も磨きやすいでしょう。

ならば、患者が都心に集まればいいんでしょうか?
・・・そんなの、そんなに単純ではないことなど明白でしょう?

医療制度そのものを見直さねばならない時代になったのでしょう・・・


【PR】クリスマスケーキレシピ:スポンジ :タルト生地 :ロールケーキ生地 :シュー生地 :パイ生地
  


Posted by landmale at 19:58Comments(0)日記